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【市場調査まとめ】ブログとアフィリエイトの市場規模を調査してみた

私がブログを書き始めた理由は、成毛眞さん著の「黄金のアウトプット術」を読んだからです。
みんな、アウトプットしようぜ! アウトプットしないのは知的な便秘だぜ! という感じの本です。(以下リンクはアフィリエイトではありません)

www.poplar.co.jp

アウトプットしないと私は頭に数字が残らないので、飲み屋での議論にも知識が活用できなくて悔しい事も理由です。
あわよくば、週に千円ぐらいのアフィリエイト収入が入れば嬉しいなと思っていますが、今のところはアフィリエイトを開始していません。
閲覧者10PV/日のブログでアフィリエイトも何もありません笑

さて、ここでブログとアフィリエイトの個人が稼ぐ市場規模ってどの程度のものなのでしょうか。

ブログの総数とブロガー人口

ブログの数についてデータを探してみたのですが、2008年の総務省情報通信政策研究所、「ブログの実態に関する調査研究」結果以降は調査されていないようです。
それによると、以下のような状況だったようです。

  • インターネット上で公開されている国内の日本語ブログ総数は1,690万。記事総数が13億5,000万件、データ総量は42テラバイト。
  • このうちテキスト情報は約12テラバイトで、書籍1冊の原稿の情報量(1冊457キロバイトとして換算)の約2,700万冊分に相当。 * 毎月40~50万のブログが新規に開設されているが、1か月に1回以上、記事が更新されているブログは300万。この値は、2005年くらいからほぼ横ばいである。
  • 毎月4,000~5,000万件、1.6テラバイト相当の記事が書き込みされている。この値は、2004年7月頃から急増し、2006年に頂点を迎えている。現在も相変わらず多い。 http://www.soumu.go.jp/iicp/chousakenkyu/data/research/survey/telecom/2009/2009-02.pdf

2017年度アフィリエイト市場調査によると、平均して一人あたり3.4ブログを有しているそうなので、ブロガー人口は約500万人(=1,690万人/3.4)で、2008年度の日本の人工が約1.3億人なので、38%の日本人がブログをやっていた事に…。日記帳をかねたブログも含めて…そんなに本当にやっていたかは疑問ですが、これをベースに考えます(試算なので、想定が間違っていれば当然ずれます)。

我が国におけるコンテンツ市場の市場規模は?

2018年度の総務省情報通信白書によると、情報通信産業の実質GDPは45.4兆円、全産業の9.4%を占めています。
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しかし、個人収入としてのブログ・アフィリエイト産業はインターネット附随サービス業における「電子掲示板・ブログサービス・SNS運営業」のうちさらにニッチな位置づけだと想定され、その市場規模は最大でも160,326百万円(売上高)です(2015年度の同白書より)。それほど大きくない市場ですね。 f:id:aratsu:20180828083205p:plain

アフィリエイトの市場規模は?

日本アフィリエイト協議会の2017年度アフィリエイト市場調査によると、月3万円以上のアフィリエイト収入があるのは全体の5.7%だそうです。

www.japan-affiliate.org

苦労して記事を書いても、稼げるのは上位5.7%か…と思いきや、先程算出したブロガー人口にもとづくと285千人もいるんですね。個人的には数が多いと感じました。

この調査によれば、時間をかけて、質の高い記事を提供していけば稼ぎがついてくる傾向があるようです。
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個人アフィリエイターの市場規模を計算すると、概ね最大で42,740百万円です(ブロガーとアフィリエイターの人数も同数だと想定しており、かなり乱暴です。インターネット附随サービス業の市場規模からしても過大かと)。

情報通信産業の実質GDPから比較すると約0.1%! まさに鼻くそみたいなものですね。知識のアウトプットを行い、その付け合せとして若干のお金が付いてくる事がある…ぐらいに考えるのが良いかと思います。
【計算の考え方】 f:id:aratsu:20180828103611j:plain

どこの業界でも、簡単に稼げるうまい話は無いです。給料がもらえる有り難みを感じながら、サラリーマンとして自分の価値を高めて、知識のアウトプットにブログをうまく使っていきたいところです。

関係情報:情報通信関連:情報通信白書平成27年版

関係情報:情報通信関連:情報通信白書平成30年版

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