国民調査を読む。核家族から大家族に揺り戻しが起きると勝手に思っている
家族って何かなと思うんですが、その一端は弱者が生きていくための社会保障制度な気がしています。
昔の中東に見られた一夫多妻制とか、分かりやすくないですか。 ja.wikipedia.org
騎馬民族にみられる、死んだ兄弟の妻を娶る制度なんかも、夫を亡くして食い扶持が無くなった女性が生き残るための社会保障制度の側面があると考えています。
www.rui.jp
そんな家族のあり方について、厚生労働省の政府統計から見てみました。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/20-21-h28.pdf
現在の日本では核家族化が進んでいる
当たり前の話ですが、今の日本では核家族化が進んでいますよね。その結果、二人世帯が雨後の筍のように増えています。
一方で日本人の平均所得は減少している
日本人の平均所得金額はバブル前の水準まで下がっており、今後も復活する可能性は低いです。
ちなみにアジア各国は給与水準が伸び続けていて、優秀な人材については、一部の国で日本よりも高級が支払われるようになってきています。
参考:https://www.hays.co.jp/salary-guide/index.htm?ver=d
あと、日本人の平均所得金額がそれなりの水準なのは、一部の稼げる方ががっつり稼いでいるからです。
大多数の日本人は昭和60年のサラリーマンより稼げていません。年収三百万も無いのに家族を養うのは至難の業です。
大家族化への揺り戻しが起きるだろう
大家族化の方向に世間は進んでいくのだろうと考えています。
何しろ、核家族じゃ家族を作れないんですよ。 余裕のある生活をするには、家族と住んで固定費をシェアするのが手っ取り早いはずなんです。シェアハウスの増加も、その流れの一端だと想定しています。
参考:シェアハウスに関する市場動向調査結果:国土交通省
核家族化が進んだ結果、半数以上の世帯が生活が苦しいと感じているんですよ。
あなたの周りにも、実家に住んでいる30代がちらほらといませんか?
現実には大家族化への動きは見えない
とはいえ、全体的にはまだ大家族化への動きは見えない状況です。
同居率が高いのは東北、北陸、鳥取、島根あたりでしょうか…。ココらへんの地域は、伝統的に大家族が多そうなので、あんまり関係無い気が…。
想定している大家族の構成は以下のようなイメージです。主な目的は世帯所得の増加と、生活コストの圧縮の想定です。
①結婚していない現役世代が両親と同居
②同居により所得を増加させ、費用を圧縮するために三世帯住宅を構成
とはいえ、単純な両親との同居が増加している様子は統計上見られないので、可能性は低いのかもしれません。
しかし、核家族が経済的に幸せになる難易度が上がっている以上、どこかで単純な核家族の増加の傾向は変わると思うんですよねぇ…。
なにかいい視点があれば情報を頂けると有り難いです。
参考資料
統計局に関係しそうな資料が色々あったので載せときます。
統計局ホームページ/日本統計地図/国勢調査 都道府県・市区町村別特性図 世帯構成(平成12年〜27年)
統計局ホームページ/日本統計地図/国勢調査 都道府県・市区町村別特性図 世帯構成(平成12年〜27年)
統計局ホームページ/日本統計地図/国勢調査 都道府県・市区町村別特性図 世帯構成(平成12年〜27年)
統計局ホームページ/日本統計地図/国勢調査 都道府県・市区町村別特性図 人口増減率(昭和35年〜平成27年)
統計局ホームページ/日本統計地図/国勢調査 都道府県・市区町村別特性図 年齢構成(平成12年〜27年)
統計局ホームページ/日本統計地図/国勢調査 大都市圏・都市圏全国図(平成17年〜27年)
自民党が大阪府知事選挙に俳優を推薦する様子は、国民は馬鹿だと舐めきられているように感じる
自民党が大阪府知事選挙に俳優の辰巳琢郎氏を推薦するようです。
氏の事は存じ上げないので、知事としての素質については語ることができませんがWikipediaを参照する限りは政治に関わってきた経歴はあまり無いように思えます。
現在では組織の長の重要性について書かれた書籍も多く、情報通信の発達により、不適格な組織の長によって引き起こされる不具合の数々も取り沙汰される中、有名だからの理由で俳優に知事を推薦する前時代的な思想を見せつけられ、本当にがっくりします。
これも選挙の投票率が低いために政治的な流動性が下がっていることの悪影響なのか…。本当に最悪なのは、このような状況が嫌なら日本を出ればいい話なのですが、それも出来ない自分ですかね。
日本の輸出は中国・アメリカ・韓国抜きに成立せず、燃料や資源は輸入に頼っている様子について
今更ながら、日本の輸出入のバランスと、相手国がどこなのか気になり調べてみました。
日本の貿易相手先
まず、2017年時点で日本は貿易黒字です。輸出相手国の上位は、アメリカ、中国、韓国、台湾。韓国にこんなに輸出していたとは驚きです。すげーいいお客さん。
日本が輸入している国は、中国、アメリカ、オーストラリア、韓国、サウジアラビア。ここでも韓国が出てくるんですね。
昨今の国家間のゴタゴタで、韓国との取引をやめようぜって意見もネットにはありますが、韓国と取引しないと日本もタダじゃすみませんよ、これ。
出典:
日本の主な貿易相手国 | JFTC キッズサイト | JFTC - 一般社団法人日本貿易会
どんな製品を輸出している?
日本の輸出品の中心は車などの機械関係で、輸出総額の60%を超えています。最近は衰退も目立ちますが、日の丸産業を機械が支えていることは今でも間違い無い事実のようです。
香港と台湾も中国のうちと考えると、輸出上位国の影響が大きすぎて笑えます。これが、EUとのEPAによって来年からどう変わっていくのか楽しみです。
(個人的には友人の多い台湾は独立した国家としてみたいのですが、難しいところですね)
どんな製品を輸入している?
輸入は輸入元の国も製品もバラエティに富みますが、輸出と比べると、特に燃料(20%)と食料(9%)が目立ちます。
日本に無いものを買う、原料を買う、海外で組み立てた製品を買う…って感じでしょうか。
全体的に
大まかには経済大国に売りつけ、資源を買い漁るイメージですね。あと取引先は北半球に集中しているようです。
アジア各刻の経済成長は目覚ましく、もはや一部の分野では日本のほうが稼げなくなってきています。今は日本の方が優位にある経済状況も、いつ逆転されるか分かりません。
sinngapo-ru.com
てことは、現在はアジアからの輸入が多いですが、今後は輸出を増やしていくことになりそうですよね。 実際、平成12年には日本からの輸出先圏外だったタイ、ベトナム等が今は大事なお客様です。
輸出金額で言えば、 1990年から2017年の間に対アジアの輸出は1,288百億円から4,292百億円に拡大しており、もはや日本の輸出の過半数はアジア向けです。
EUなんぞ見るより、さらにアジアに目を配っていくのが正解に思えますし、ついでに言うなら、現在圏外のアフリカがこれから50年でアツくなると思うんですよね〜!! 知らんけど。
世界を食料チェーンで結び、需要分析から生産・供給までを結びつける仕組みが作れたら、楽しそうなんだけどなぁとか、妄想は楽しいですよね。
日本のコーヒーブームはセブンカフェが作ったものでは無いし、喫茶店が減ったのもセブンのせいでは無いようだ
知り合いのコーヒーショップで話を伺ったのですが、平成25年に発売始まったセブンカフェで、若い客層がコーヒーに興味を持ったことで、お客の幅が広がったそうです。
たしかに、セブンカフェの登場で世間のコーヒー事情は大きく変わった気がします。安く・美味しいコーヒーが手軽に飲めるようになりましたよね。
ところが統計を見る限り、日本におけるコーヒーの消費量は平成8年からほぼ一貫して伸び続けており、セブンカフェによって大きく市場拡大したとは言い切れないようです。
どちらかと言えば、人口減少や消費の縮小をものともせず、伸び続けるコーヒー市場の波をセブンカフェが的確に捉えたという方が正しいようです(以下図棒グラフ)。
これとは対象的に店舗数を減らし続けているのが喫茶店です(以下図青線)。
出典:全日本コーヒー協会
ただ数を減らしているのは個人経営のお店なようで、法人経営の店舗数は横ばいの状況です。
他の産業でも見受けられますが、個人経営の店舗が淘汰され、効率的な経営をしている法人店舗にとって変わられる…そんな様子が見えますね。
個人店舗が生き残るには、法人店舗に対抗できうるだけの魅力が必要になります。
それは地域との密着だったり、特別な体験だったり、うまいサイドメニューだったり、明らかに美味しいコーヒーだったり…。
アルバイトに任せた店舗作りでは真似できない、強みを持った個人店舗と、法人だけが生き残るのが日本の将来のコーヒー業界かもしれません。
それにしても、人口減でも消費が増え続けるコーヒー市場、恐るべしですね!
妊娠中の妻にホットクックで手作りプリンを作るとQOLが上がるのでお薦め
皆さんプリン好きですか?
我が家は、私も妻もプリンが大好きです。
普段はコンビニやケーキ屋でプリンを買っていたのですが、手作りプリンって案外簡単に作れると聞きまして、ネット検索してみました。
カスタードプリン 原田 典明シェフのレシピ | シェフごはん
ところがレシピ通りに作ったのですが、オーブンでの蒸し焼きが意外に難しく、1時間半近く焼く羽目になりました。
もう少し楽に作れないかと考えたところ、プリンって要するに茶碗蒸しですよね。
これ、ホットクックで十分じゃね? となりまして。で、早速やってみました。
茶碗蒸しモードで20分。
美味くて簡単なプリンの出来上がりです。
妻が朝起きたら、食卓の上にはホットクックで作ったジャガイモポタージュとプリン、それにホームベーカリー様によるサンドイッチがあるわけです。
あえて言おう。完璧な食卓だと。
妻も機嫌を良くして掃除とかワイシャツのアイロンがけをしてくれるので、Win-Winじゃないですか。
自分の得意な家事を先にやって、苦手な家事を相手に気分よくやってもらう。さらに家事は極力ロボット化して、楽をする!!
これが共働き夫婦のQOL向上方法の決定版だと私は信じて疑いません。
(料理は好きだけどアイロンがけとか死ぬほどシンドイ)
デジタルトランスフォーメーション(デジタル変革)に取り組むハードルをIT白書とDXレポートから読み解く
企業の情報資産を活用して新たなビジネスや価値創造に繋げる取り組みをデジタルトランスフォーメーション(以下デジタル変革)と言います。…初めて聞いたけど、言うそうです。ダサい名前だな。
日本でもこの取り組みは急務とされており、企業ごとの情報活用の実態が企業業績として明確に見えてくるのが2025年頃だと言われているようです。
(大企業では一部の先進的な取り組みが成果を上げ始めているのが現状かと思います)
ではデジタル変革の最大の敵は何かというと、相変わらず「ビジョンと戦略の不足」だそうです。
我らが日本で新たなIT活用しようとすれば必ず立ちはだかる壁がビジョン・戦略の不足と組織風土です。
テレワークだって導入効果が圧倒的に見えているのに、自社に導入できない理由は「ルールの不備」と「上司が理解できない」なのだから、悲しくなります。
端的に言えば、ITで何かが良くなると考えられない人が多いのが、統計的に見て取れる日本のITに関する特徴で、日常業務でも日々実感していることです。(出典元確認中)
じゃあ何でITへの期待値が低いのかと言えば、企業の業務システムに限定して言うと「経験的にろくな目にあった事が無いから」と想像できます。統計情報は特に無いですね。
なぜろくな目にあわないかといえば、日本企業の情報システムは事業実態を知らないIT部門が主導でシステム構築する事が多く、ユーザー部門のコミットが薄いからでしょう。
業務を知らなければ運用整理も要件定義もおぼつかない上、ユーザー部門は「失敗したらITのせい。上手く行くのは仕事だから当たり前。今の仕事を変えるのは嫌だ」と横目で見ている始末ですから、そりゃ上手くいく確率が低いわけです。
その結果業務システムの構築に失敗し、ユーザーはろくな目にあわない…。そんな流れだろうなと思われます。
もう一段深堀をすると、日本の企業にはIT部門にもユーザー部門にもITの素養がある人の絶対数が少なく、基本的な要件定義や運用整理をできる人材が企業に足りていない事が根底にあるのでしょうね。
ここらへんもふまえて、適切な人材が社内にいない可能性が高い中で、どうやってデジタル変革に取り組んでいくのかを考えて、結果を出していくのが、企業の情報システム部門が生き残るキモな気がしますね。
花粉症の方はぜひロボット掃除機を導入すべき
今日の東京は温かいですね。北海道出身なので、春の陽気に感じられます。
春といえば花粉じゃないですか。東京は花粉がひどすぎませんか? 毎年止まらぬ鼻水と目のかゆみで仕事にならなくなります。
花粉症対策で大切なこと
以前耳鼻科に行って助言されたのですが、花粉症の方は毎日床掃除をしたほうが良いそうです。
花粉症対策の基本は掃除にあり!花粉症を防ぐ掃除・洗濯のコツ | ゆたか倶楽部
でも面倒ですよね? 一人暮らしの男が、毎日マメに掃除なんてするわけないじゃないですか。
そんな時はロボット掃除機ですよ。毎日、会社に行ってる間に勝手に床掃除して、足の裏がざらつかない家を保ってくれます。
アレルギー持ちはルンバで幸せになれるのか? | TeraDas
どんな機種があるの?
ロボット掃除機は大きく分けて二種類あります。
- 掃除機タイプ
- 床ふきタイプ
床ふきタイプは主にフローリングで使うものなので、一般的には掃除機タイプを買うことになります。
掃除機タイプの中では、高性能高価格モデルと、ほどほど性能低価格モデルに別れてきます。
五年も前なら低性能低価格モデル…だったのですが、最近の製品ならどれも使い勝手がいいので、極端なハズレは無さそうです。
何を買えばいいの?
初めてのロボット掃除機なら、自分の生活にマッチするかも心配ですよね。ですから、そこそこ性能低価格モデルでまずは試してみましょう。
安心してください。低価格モデルでも、3DKぐらいなら余裕で家中を綺麗にしてくれます。
メーカーは好みで…iRobotのルンバ、パナソニック、ECOVACS等から選べばいいでしょう。
【価格.com】ロボット掃除機 | 通販・価格比較・製品情報
その中でも私のおすすめはECOVACSです。理由は、安くて十分な性能だから! ルンバと比べると分かる圧倒的な低価格。二万円から買えます!
この低価格でもWiFiやスケジュール掃除にも対応してますし、落下防止機能もついています。最初の一台にピッタリです。
まとめ
毎年花粉症に悩まされている方は、ぜひロボット掃除機を買って快適な我が家を作ってみてください。驚くほどゴミを集めるので、笑っちゃいますよ!